家電販売員のミクマリです!
エブリノというオーブンレンジのCMは見たことはありますか?
木村佳乃さんの温かい笑顔と親しみやすい家庭的な雰囲気が印象的なCMです。
エブリノ(EVERINO)は、象印マホービンが2022年9月に発売したオーブンレンジです。象印が電子レンジを発売するのは、実に17年ぶりのことです。
電子レンジ市場では、多機能すぎて使いこなせないという悩みを持つユーザーが多いです。エブリノは、そうした不満を解消するために、シンプルで直感的に使えることを目指して開発されました。象印の温度を正確に管理する技術を活かし、家庭で誰でも手軽に使えるオーブンレンジになっています。
「エブリノ」という名前には、「毎日の食卓を支える」という象印の思いが込められています。どなたでも簡単に美味しい料理が作れるようにと考えられた製品です。
象印はオーブンレンジ参入3年目です。
2024年9月現在はSTAN.シリーズも含めて、4機種のラインナップです。
※一部今月発売予定の商品を含みます。(2024年9月現在)
この記事ではエブリノシリーズのES-GW26とES-KA18の2機種を紹介、それぞれどんな人におすすめのオーブンレンジかを解説します!
ES-GW26 | ES-KA18 | |
発売日 | 2024年8月 | 2024年9月 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 487×399×370 背面0cm、左右各2cm、上面10cm 以上開ける。 | 459×373×333 背面0cm、左右各6cm、上面10cm 以上開ける。 |
内容量 | 26L | 18L |
機能 | レジグリ(凍ったままレジグリ) うきレジ サクレジ | レジグリ サクレジ パンレジ |
付属品 | ボウル(耐熱ガラス製) 角皿 取扱説明書兼お料理ノート | 角皿 焼きプレート 取扱説明書兼お料理ノート |
ES-GW26とES-KA18は、容量と機能に違いがあるオーブンレンジです。ES-GW26は容量26Lの大型モデルで、最新技術を備えたフラッグシップモデルです。特に「凍ったままレジグリ」機能を搭載しており、冷凍食品をそのまま焼き上げられるなど、多くの便利な自動メニューが揃っています。
一方、ES-KA18は18Lのコンパクトモデルで、価格も手頃な設定です。シンプルな機能で、小さめのキッチンや少人数の家庭にぴったりです。どちらのモデルも、それぞれの生活スタイルやキッチンスペースに合わせた使いやすさを提供しているのが魅力です。
ES-GW26には話題のうきレジが搭載、新たに凍ったままレジグリも追加されました。
ES-KA18には裏返しなしでパンが焼けるパンレジが搭載されています。
このあたりが選ぶポイントになりそうです!!
2023年モデルから2024年モデルへの変更点は?
象印のレンジ【ES-GW26】と【ES-KA18】の2024年モデルには、どのような変更があったのでしょうか。これまでのモデルとの違いを詳しく見ていきます。
サイズチェンジが大きなポイント!
- ES-GU26 (26L) → ES-GW26 (26L)
- ES-JA23 (23L) → ES-KA18 (18L)
大きな違いとして、サイズの変化が挙げられます。ES-GW26は従来と同じ26Lの容量を保ちながらも新機能を搭載していますが、ES-KA18は23Lから18Lにコンパクト化されました。このサイズダウンにより、スペースを気にせず設置できるようになり、小さなキッチンでも活躍します。
ES-GU26(2023年) | ES-GW26(2024年) | ES-JA23(2023年) | ES-KA18(2024年) | |
内容量 | 26L | 26L | 23L | 18L |
サイズ (幅×奥行×高さ) | 487×399×370 | 487×399×370 | 478×398×349 | 459×373×333 |
ES-GW26(26Lモデル)にはどんな新機能が?
ES-GW26は、前モデルに比べてさらに使いやすく改良されました。特に新たに追加された「凍ったままレジグリ」機能により、冷凍食品を解凍せずそのまま調理できるようになったのが大きな魅力です。
また、レシピ数が88から100に増え、自動メニューも37から46に増加しています。この改良によって、さまざまな料理が簡単に作れるようになり、日々の調理の幅が広がりました。使いやすさが向上し、家庭での料理がさらに楽しく便利になります。
この新機能により、冷凍食品を活用した時短調理が可能になり、忙しい日常でも手軽に本格的な料理が楽しめます。
ES-KA18(18L)はコンパクトでも実力派!
新しくなったES-KA18は、18Lというコンパクトサイズながらも多機能を搭載しています。「パンレジ」機能では、食パンを裏返すことなく両面をしっかり焼けます。加えて、赤外線センサーと温度センサーが食材の温度をしっかり管理し、最適な調理をサポートします。少量調理や忙しい朝にもぴったりの一台です。レシピ数は40、自動メニューは28入っています。
コンパクトながらも、機能性はしっかりしていて、キッチンのスペースを取らずに幅広い調理が楽しめます。
2024年モデルの新機能でさらに便利に!
象印の2024年モデル【ES-GW26】と【ES-KA18】は、それぞれに特化した新機能が追加され、使いやすさがさらに向上しました。主に2つの新機能に注目して、どのように調理の効率が上がったかを見ていきましょう。
精度の高いあたため性能でムラなく仕上げる
ES-GW26とES-KA18は、あたため機能に赤外線センサーと温度センサーを搭載しています。これらのセンサーにより、食材の温度や状態を正確に感知して最適な加熱を行います。
ムラなく均一に温められるため、スープやご飯などもおいしく仕上がります。
「お好み温度」機能では、-10°C〜90°Cまでの細かい温度設定ができ、アイスクリームやクリームチーズを適切な柔らかさに調整したり、離乳食などデリケートな食材を最適な温度で温めたりできます。離乳食の温度調整が必要な場面でも、エブリノシリーズなら簡単に対応でき、安心して赤ちゃんの食事を作れます。
解凍機能も充実しており、全解凍と半解凍の2つのモードを選べます。赤外線センサーによって食材の状態を自動で検知し、過剰な解凍を防ぎます。
・全解凍は、ひき肉などをほぐしやすい固さに解凍します。
・半解凍は、さしみなどを包丁で切れる固さに解凍するため、切り分けがしやすくなります。これにより、食材の準備がスムーズになります。
レジグリ機能で手軽に本格調理
「レジグリ」機能は、レンジとグリルを自動で切り替えながら調理する機能で、料理の手間を大幅に減らせます。
鶏のから揚げや一口とんかつは、まずレンジで中までしっかり温め、続けてグリルで表面をカリッと仕上げることで、揚げたてのような食感を再現できます。
焼きそばも、具材をレンジで加熱し、その後グリルで焼き目を付けることで、風味豊かな仕上がりを簡単に実現できます。
特にES-GW26には「凍ったままレジグリ」機能が新たに搭載されており、冷凍食材を解凍せずにそのまま調理できるのが特徴です。下味冷凍した食材も、解凍の手間なく一気に調理できるため、時短調理にぴったりです。忙しい家庭や冷凍食品をよく使う方におすすめの機能です。
「うきレジ」機能でムラなく加熱、調理の幅が広がる
ES-GW26に搭載された「うきレジ」機能は、象印独自の技術で、付属のボウルを庫内で浮かせた状態で加熱することで、全方位からムラなく均一に温めることができます。これにより、温めムラを防ぎ、煮物やスープ、焼きそばなどの温め直しだけでなく、パスタや蒸し野菜、グラタンといった様々な料理にも活用できます。
以前のモデル(ES-GU26やES-GT26)で必要だったシリコーンゴム製のボウルリングが不要になり、付属のボウルをそのまま使用できるようになったため、操作がさらに簡単になりました。
揚げ物もサクッと仕上げる「サクレジ」機能
「サクレジ」機能は、揚げ物の再加熱をサクサクの状態に戻すための機能です。時間が経ってしんなりした天ぷらやフライでも、レンジで揚げたてのような食感を取り戻せます。特にお弁当や夕食の残り物を、揚げたて同様の美味しさに戻すのに便利です。揚げ物が好きな方や、冷凍揚げ物を使う方には欠かせない機能となっています。
サクレジの2段階あたためは、まずレンジで中まで温め、次にグリルで表面をサクサクに仕上げる機能です。揚げ物を揚げたてのような食感に復活させます。
忙しい朝も安心!「パンレジ」機能
ES-KA18には「パンレジ」機能が搭載されています。トーストを裏返さずに両面を均等に焼き上げることができ、わずか4分で理想的な焼き目を実現します。外はカリッと、中はふんわりとしたトーストが簡単に作れるため、朝食作りに最適です。トースト以外にも、ベーグルやクロワッサンの温めにも利用できるので、朝の時間を効率よく使えます。
専用の焼きプレートを使うことで、トースト以外にもベーグルやクロワッサンの温めや、パン以外の食品にも利用できます。焼きプレートはムラなく熱を伝えるため、焦げ付きにくく、美味しく焼き上げることが可能です。
2024年モデルの操作性・使いやすさ、お手入れ方法は?
象印の2024年モデル【ES-GW26】と【ES-KA18】は、操作性、使いやすさ、そしてお手入れの簡便さが大きなポイントです。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
簡単&直感的!使いやすい操作パネル
「ES-GW26」と「ES-KA18」には、直感的に操作できるダイヤル式の操作パネルが採用されています。シンプルな操作性により、どなたでも簡単に使いこなせます。さらに、白黒反転の液晶ディスプレイは視認性が高く、操作時に設定内容や時間を一目で確認できます。
ES-GW26には46種類、ES-KA18には28種類の自動メニューが搭載されており、さまざまな料理に対応可能です。さらに、引き出し式メニューボードを本体下部から取り出すことで、自動メニューを簡単に確認でき、メニュー選択がスムーズに行えます。これにより、外観もスッキリとしたデザインを保ちながら、使いやすさが向上しています。
両モデルとも、直感的に使えるシンプルな操作パネルを採用しています。これにより、複雑な設定なしで基本的な調理機能を簡単に使用できます。
広い開口部とセンサーで快適な調理体験
ES-GW26とES-KA18は、使いやすさにも配慮された設計がされています。特に、ES-GW26の開口幅は40.5cmと広く、大きな皿や調理器具の出し入れがスムーズに行えます(ES-KA18の開口幅は37cm)。
また、両モデルとも赤外線センサーと温度センサーが搭載されており、食材の温度を正確に感知して適切な加熱を自動で行うため、ムラのない仕上がりが実現します。ES-GW26は冷凍食材をそのまま調理できる「凍ったままレジグリ」機能、ES-KA18はトーストを手軽に焼き上げる「両面焼き パンレジ」機能を備えており、忙しい日常に役立つ便利な機能が充実しています。
お手入れが簡単!清潔を保てる工夫
エブリノシリーズは、日常的なお手入れを簡単にするための工夫が施されています。庫内の側面と背面にはシリコーンコートが施されており、汚れが付きにくく、油汚れなども簡単に拭き取ることができます。また、脱臭機能も搭載されており、庫内にこもった嫌な臭いや汚れを高温で分解し、清潔に保ちます。
付属の角皿はセラミック製で、丸洗いが可能です。ES-GW26に付属の耐熱ガラス製のボウルは食洗機対応で、手間なくお手入れできます。
エブリノシリーズは、フラットな庫内設計で拭き掃除がしやすく、簡単に汚れを取り除けます。さらに、LED庫内灯が2ヵ所に設置されており、汚れや食品の状態が確認しやすい設計です。
まとめ
象印の2024年モデル「ES-GW26」と「ES-KA18」は、それぞれ異なるニーズに応えるオーブンレンジです。操作性、使いやすさ、お手入れのしやすさに優れた設計がされており、どちらも魅力的な選択肢となっています。
ES-GW26 | ES-KA18 | |
発売日 | 2024年8月 | 2024年9月 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 487×399×370 背面0cm、左右各2cm、上面10cm 以上開ける。 | 459×373×333 背面0cm、左右各6cm、上面10cm 以上開ける。 |
内容量 | 26L | 18L |
機能 | レジグリ(凍ったままレジグリ) うきレジ サクレジ | レジグリ サクレジ パンレジ |
付属品 | ボウル(耐熱ガラス製) 角皿 取扱説明書兼お料理ノート | 角皿 焼きプレート 取扱説明書兼お料理ノート |
ES-GW26は、広い開口部と「凍ったままレジグリ」機能をはじめとする最新技術が魅力です。冷凍食材をそのまま調理でき、時短調理を求める方におすすめです。加えて、46種類の豊富な自動メニューで、さまざまな料理を楽しむことができます。大容量26Lのサイズが必要で、多機能なレンジを使いこなしたい方には最適なモデルです。
ES-KA18は、18Lのコンパクトサイズで、キッチンのスペースを有効活用したい方にぴったりです。特に「 パンレジ」機能があり、トースターとしても活躍します。シンプルな操作性と28種類の自動メニューで、手軽に日常の調理をこなせる点が魅力です。トーストや軽い調理がメインで、使いやすいレンジを探している方に向いています。
どちらのモデルも、それぞれのライフスタイルに合わせた便利さを提供してくれます。用途に合ったオーブンレンジを選び、快適な調理体験を楽しんでください。
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